【TOKYOプレコンゼミ】各種検査に関する助成金は男女上限3万円!2025年4月実際に参加した感想

妊活

東京都に在住の妊娠を希望する方に朗報です!!!
「TOKYOプレコンゼミ」をご存知でしょうか?
都内在住の18〜39歳の妊娠、出産を考えている方を対象にプレコンセプションケア(性や妊娠に関する正しい知識を身に付け、健康管理を行うよう促すこと)に興味、関心を持ち取り組むきっかけになるように東京都が主催しています。
プレコンセプションケアに関する講座を受けた後、妊娠、出産に向けた検査を行うことで検査費用を男女上限3万円まで助成を受けることができます。

2025年4月に筆者が実際に参加してきましたので感想とともにお伝えします。

TOKYOプレコンゼミとは?

まず、「プレコンセプションケア」という言葉の意味について説明します。これは性や妊娠に関する正しい知識を身に付け、女性やカップルが健康管理を行うという意味です。
東京都では若い世代がプレコンセプションケアに興味・関心を持ち、取り組むきっかけになるように「TOKYOプレコンゼミ」という講座を開催しています。プレコンセプショケアの専門家による講座やアドバイスを通じて妊娠・出産に関する知識を身につけることができます
令和6年度は、都内各所で12回の講座を実施しており、4,000名以上の方が参加しています。今年も継続が決定しましたので詳細を説明します。

講座内容とは?

(1)未来の家族を考えたとき、知っておきたいこと

  • 生活習慣
  • 知っておきたい検査値(AMH検査、経腟超音波検査、精巣超音波検査、精液一般検査等)
  • 妊娠成立に関する知識

講師
国立成育医療研究センター医師等

  • 齊藤隆和 先生
  • 三戸麻子 先生

専門医による詳しい説明を聞くことができるよ!
最後に質問コーナーもあるから不安に思っていることを直接聞いてみよう!

(2)妊娠・出産前のヘルスチェック支援のご案内

  1. 来の妊娠・出産に向けた検査と結果への助言・相談
  2. 風しん抗体検査・予防接種(区市町村事業)

対象の人は?

これから妊娠・出産を考えている都内在住の18~39歳の方が対象
*パートナーの有無は問いません。

定員人数は?

会場

各回50人程度

オンライン

各回500人程度
※定員は、会場等の都合により異なる可能性があります。

僕は仕事で忙しくて会場に行くことは難しいと思っていたんだけど
オンラインなら場所を気にせず参加できるね!

開催日時は?

第1回
令和7年4月30日(水)19時00分~21時00分(場所:芝浦海岸 LIMANI K3 STUDIO )
*第1回目は終了しました(2025年5月現在)

第2回
令和7年5月28日(水) 19時00分~21時00分(場所:西池袋 W:IKE329 )
申し込み締め切り 令和7年5月13日

月1回程度都内各所にて開催予定です。(会場とオンラインで参加可能)
*講座の開催時間と会場は回により異なります。

申し込み方法とは?

各回の申込み締切(おおむね開催の1週間前)までに、東京都福祉局の専用フォームから申し込みください。こちらにリンクを貼っておきます。

令和7年度 TOKYOプレコンゼミ

実際に講義に参加した感想

会場に着くとスタッフの方の数の多さにびっくりしました。ホテルのコンシェルジュのように入り口に一人立っておりすぐに受付に案内してくれました。受付では申し込み後に届くメールに記載されている登録番号と氏名を伝えると入場証と資料を渡され次は会場に案内されました。とてもスムーズな流れでしたので混雑などはないと思います。開始時刻の10分前などに着けば大丈夫です。私は一人で参加したのですが一人で来られている方も多く安心しました。男性で一人の方もいました。
講座内容は理解しやすく妊娠を考えている私にとって気をつけなければならないことや検査の重要性を学べました。興味を持たれている方がいましたら受講することをおすすめします。

妊娠・出産前ヘルスチェック 助成金受け取りまでの流れ

TOKYOプレコンゼミを受講し、妊娠、出産前の検査について正しく理解した上で希望する方は検査の費用を助成してもらうことが出来ます。

助成金額は?

  • 女性 上限3万円
  • 男性 上限3万円

2025年から男性も3万円まで助成してもらえるようになったんだ!

助成を受け取るための要件とは?

下記の5つの要件を満たす方が助成を受けられます。

  1. 「TOKYOプレコンゼミ」の受講を完了し、検査のことを正しく理解すること。
  2. 受講後、令和8年3月31日(火)までに、登録医療機関において、対象の検査及び検査結果を踏まえた助言・相談を受けること。(不妊治療のための検査や、不妊を疑って実施した検査、保険が適用される検査は対象外)
  3. 都のアンケートに回答すること。
  4. 講座受講日から申請日までの間、対象者が継続して東京都の区域内に住民登録をしていること。
  5. 検査に係る初診の日における対象者の年齢が18歳以上39歳以下であること。

検査を行うだけではなく、結果を踏まえた助言・相談を受けないと
助成の対象にならない
ので気をつけてください!

対象となる検査は?

対象となる検査は以下になります。

※ 精液精密検査(DFI検査)は、精液一般検査とあわせて受検する必要があります。精液精密検査(DFI検査)のみの実施は助成対象外です。 

助成金受け取りまでの流れとは?

助成金の受け取りまでの流れを4ステップに分けて説明します。

助成金受け取りまでの流れ
  • ステップ1
    登録医療機関リストから医療機関を選択し、予約

    検査、助言、相談を希望する方は、登録医療機関リストを確認し、その中から希望の医療機関を選択し予約します。

  • ステップ2
    選択した医療機関にて、検査及び医師からの助言・相談を実施

    医師と相談して選択した検査を受け、その後検査結果を踏まえた助言・相談を受けます。医療機関の窓口で初診料や検査費用を支払います。

  • ステップ3
    東京都のアンケートに回答し、東京都へ申請

    東京都のアンケートに回答して、必要書類を揃えて申請期限内に申請します。
    詳細は東京都福祉局HPに掲載しています。

  • ステップ4
    東京都から申請者へ検査費等の費用が支払われる

    東京都で提出書類を確認した後、申請時に指定した口座に助成金が振り込まれます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
妊娠・出産を考えている方にとってとても有益な情報だと思います。基本的に妊娠前の検査費用は自費なので高額になってしまい検査をためらっている方も多いのではないでしょうか。
せっかく東京都が行なっている制度ですので利用して妊娠・出産の負担が少しでも減るといいなと思います。

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